アクロニス・ジャパンは5月23日、「Acronis Backup12.5 for G Suite」および「Acronis Backup 12.5 for Office 365 to Cloud Storage」の提供を開始した。

昨今、企業においてMicrosoft Office 365やG Suiteをはじめとしたクラウド型オフィスアプリケーションの導入が進んでおり、コンプライアンスや監査対応、BCP対策、誤操作によるデータ消失への対策などへの関心やニーズが高まっているという。

両製品は、Microsoft Office 365およびG SuiteのメールやファイルなどのデータをAcronis Cloud Storageへバックアップ・保護するサブスクリプションライセンス製品となる。

各製品の主な機能として、Acronis Backup 12.5 for Office 365 to Cloud StorageはOffice 365(Exchange、OneDrive、SharePoint、カレンダー)のバックアップ・復元をエージェントレスで実現するほか、保護対象をユーザー/フォルダー、グループ単位で指定。また、特定時点の指定、イメージ全体あるいはファイル/メール単位の復元を簡単にするUXを実現するとともにバックアップファイルを暗号化するという。

一方、Acronis Backup 12.5 for G Suiteは、G Suite (Gmail、Googleドライブ、Googleカレンダー、Googleコンタクト)のバックアップ・復元をエージェントレスで実現することに加え、保護対象をユーザー/フォルダー単位、グループ単位で選択できる。さらに、Acronis Backup 12.5 for Office 365 to Cloud Storageと同様に特定時点を指定、イメージ全体あるいはファイル/メール単位の復元をより簡単にするUXを実現し、バックアップファイルを暗号化する。そのほか、ブロックチェーン技術を活用したAcronis NotaryでG Suite のバックアップデータの真正性を証明するとしている。