JPCERTコーディネーションセンター(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center:JPCERT/CC)は5月14日(米国時間)、「Japan Vulnerability Notes(JVN)」に掲載した記事「JVNVU#93988385: 複数の Apple 製品における脆弱性に対するアップデート」において、Appleの複数製品に脆弱性が存在すると伝えた。

脆弱性の影響を受けるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • iOS 12.3よりも前のバージョン
  • Safari 12.1.1よりも前のバージョン
  • Apple TV Software 7.3よりも前のバージョン
  • tvOS 12.3よりも前のバージョン
  • watchOS 5.2.1よりも前のバージョン
  • macOS Mojave 10.14.5 よりも前のバージョン
  • macOS High Sierra (Security Update 2019-003 未適用)
  • macOS Sierra (Security Update 2019-003 未適用)

脆弱性を悪用されると、次のような影響を受けるおそれがある。

  • アクセス制限不備
  • 特権昇格
  • サービス運用妨害
  • サンドボックス機能回避
  • 情報改竄
  • 情報漏洩
  • 任意のコード実行
  • JVNVU#93988385 - 複数の Apple 製品における脆弱性に対するアップデート

    JVNVU#93988385 - 複数の Apple 製品における脆弱性に対するアップデート

上記の一覧に利用中のソフトウェアの名前が含まれている場合は、最新版へアップデートすることが推奨されている。