PayPayは4月3日、スマートフォン決済サービスのアプリ「PayPay」をリニューアルしたと発表した。

今回、ユーザーが設定できるID「PayPay ID」が導入された。1度設定したPayPay IDは変更することができない。これまで、PayPayの残高を送金する際、送り先のユーザーの検索に携帯電話を使う必要があったが、PayPay IDでも探すことが可能になった。

送金機能も大幅に改善された。これまでは、アカウントを指定してPayPay残高を「送る」「受け取る」ことができた。リニューアルにより、SNSなどで受取用URLを送ることで、電話番号やPayPay IDを知らない人にも送金できるようになった。URLには、2週間の有効期限が設けられている。

加えて、送金の際に、「パスコード」を設定できるようになった。PayPayアプリから受け取る側に「パスコード」の通知を行わないため、送る側から直接SMSなどで共有する必要がある。

  • 送金機能が大幅に改善されたPayPayアプリの画面