IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERT/CCは2月12日、 NTTドコモが提供しているLGエレクトロニクス製スマートフォン「V20 PRO L-01J」にクラッシュが引き起こされる脆弱性が存在すると公表した。
「V20 PRO L-01J」には、Wi-Fi CERTIFIED Passpointを利用した接続処理に不備がある。これにより、Passpointを有効にしていると、特別に細工されたPasspoint 対応アクセスポイントを悪意のある第三者が設置した場合、その通信圏内の「V20 PRO L-01J」がクラッシュするおそれがあるという。
NTTドコモによると、1月7日に公開された最新のソフトウェアには脆弱性が存在しないことが確認されているため、最新バージョンへのアップデートが推奨される。