HowtoForgeに12月5日(米国時間)に掲載された記事「Linux tree Command Tutorial for Beginners (6 Examples)」が、ディレクトリおよびファイルをツリー構造で表示するtreeコマンドの使い方を伝えた。
UNIX系のオペレーティングシステムにはディレクトリやファイルを階層構造で表示するコマンドとしてfindが同梱されていることが多いが、treeはfindコマンドよりも出力が見やすく、人間が内容を把握する目的に向いている。
紹介されている主なtreeコマンドの使い方は次のとおり。
コマンド | 内容 |
---|---|
tree | ディレクトリやファイルをツリー構造で表示 |
tree -a | 隠しファイルや隠しディレクトリも表示 |
tree -d | ディレクトリのみを表示 |
tree -f | ノードをフルパスで表示 |
tree -L 数字 | 表示する階層数を指定 |
treeコマンドはデフォルトのままでも利用しやすいが、多くのオプションが用意されており、出力内容をさまざまな形で変更することができる。ただし、treeコマンドはデフォルトではインストールされていないことが多い。利用する場合はそれぞれのシステムのパッケージ管理システムなどを利用してインストールしてから利用する必要がある。