キリンは11月7日、AIを活用して、ユーザーが自覚していない嗜好を予測して好みに合ったクラフトビールをナビゲーションするサービス「ビアナビ」をキリンシティ2店舗でテスト展開すると発表した。

同サービスは、キリンの酒類技術研究所が蓄積してきたビールの嗜好データ・知見を用いて、産業技術総合研究所に設置された人工知能技術コンソーシアムのAIリビングラボWGと共同で開発したもの。

ライフスタイルや食の嗜好性など、10問程度の簡単な質問に答えることで、キリンが保有する嗜好データから回答者が好むクラフトビールの傾向を予測し、おすすめのクラフトビールを提示する。

テスト展開では、来店した人にiPad miniを使って質問に回答してもらい、4種類(ブルックリン ラガー、JAZZBERRY、Daydream、496)のクラフトビールの中から、その方の嗜好に合ったクラフトビールを提案する。機械学習を重ねることで、より精度の高いレコメンドが可能になるという。

  • 「ビアナビ」のアプリケーションのイメージ