日立ソリューションズは10月23日、コミュニケーションアプリケーション「LINE」からの問い合わせにも対応できる「コンタクトセンター向けマルチチャネル連携サービス」を10月24日から販売開始することを発表した。
同サービスは、セールスフォース・ドットコムが提供するクラウドベースのCRMアプリケーション「Salesforce(セールスフォース)」でコンタクトセンターを運営している企業向けに、「LINE」と「Salesforce」とのデータ連携を実施するもの。
導入した企業は、既存の「Salesforce」をカスタマイズすることなく、「LINE」からの問い合わせに対応したシステムを短期間で構築できる。
これにより、企業では、従来の電話やメール、Webサイトに加え、使い慣れた画面で双方向にテキスト、画像、動画でコミュニケーションできる「LINE」を追加することで、顧客の利便性が向上する。
また、「LINE」のデータを「Salesforce」で保管して活用することで、問い合わせサービスの回答内容の品質向上も実現できるとしている。
なお、同サービスの提供価格は「個別見積」となっている。