経路検索サービス「駅すぱあと」をヴァル研究所は11日、業務支援サービスなどを提供するビーグルーと業務提携を行い、バスなど公共交通機関情報のオープンデータ化事業を開始することを発表した。
この事業では、国土交通省がインターネットの経路検索におけるバス情報拡充のために定めたデータ形式である「標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP)」、および公共交通機関が運行車両に関する最新情報をデベロッパーに提供できるようにするフィードの仕様である「GTFSリアルタイム」のデータ作成、作成支援、活用方法の提案、および「駅すぱあと」への取り込みなどを実施する。
また、GTFSリアルタイムのデータ作成は、ヴァル研究所グループが提供する「BUS CATCH(バスキャッチ)」「SkyBrain(スカイブレイン)」を軸に展開するということだ。
なお、同事業のアドバイザーとして、路線図ドットコムの運営者でもあるの伊藤浩之氏(公共交通利用促進ネットワーク)と、ヴァル研究所 公共交通企画担当の諸星賢治氏が就任し、全国各地で公共交通機関情報のオープンデータ化をサポートしていくという。