米Tenableはこのほど、ServiceNowと戦略的セキュリティアライアンスの強化を図り、同社の脆弱性管理プラットフォーム「Tenable.io」とServiceNowの連携において機能強化を図ったと発表した。

まず、ServiceNowの脆弱性レスポンスモジュールとして、脆弱性評価プラットフォームTenable.ioとSecurityCenterが導入されたことで、企業の情報資産の脆弱性を可視化し、自動的にパッチなどの回復プロセスの実行が可能となった。

また、ServiceNowのITSMのワークフローの中に、Tenable.ioの脆弱性評価データを自動的にインポートし、回復プロセスをさらに加速化させる機能が実装された。

そのほか、Tenable.ioとServiceNowの構成管理データべースが双方向にシンクするようになったことで、脆弱性データが常にアップデートされ、組織内においての情報資産の状況が常に共有されるようになった。