ソニー製品のマーケティングおよび販売を担うソニーマーケティングと、日立グループの家電・空調事業を担う日立コンシューマ・マーケティング(日立CM)および日立アプライアンスは、販売やカスタマーサービス領域などでの連携強化で合意したと発表した。

ソニーマーケティングと日立CMは、一部地域での出張修理サービス体制の相互活用で連携してきたが、今回、販売やカスタマーサービス領域などで、より新しい活動に取り組む。 まずは、地域家電店「日立チェーンストール」での、ソニー製テレビ「ブラビア」の販売活動を2018年10月中旬より開始。日立製品を中心に販売してきた「日立チェーンストール」の取り扱い品目に、ソニー製品が加わることで、顧客のさまざまな生活シーンでのクオリティ・オブ・ライフの向上につながる充実した品ぞろえが可能となるという。

今後は、同販路での取り扱い製品の拡充を検討するとともに、新たな連携領域として、ソニーマーケティングと日立CM・日立APが持つシステムの相互利用の検討などにより、ノウハウを結集したきめ細かなカスタマーサービスの実現をめざす。

さらに、各社が持つ販売、マーケティング、カスタマーサービスのノウハウを活用した新たな領域での協創や法人向け市場での連携にも取り組む予定だという。