ビッグローブ(以下 BIGLOBE)は13日、Android搭載のIoTデバイス「BL-02」とソリューションを組み合わせて企業の課題解決を支援する「BL-02 パッケージソリューション」の提供を開始したことを発表した。
BL-02 パッケージソリューションは、「BL-02」を活用したソリューションを企業の抱える課題に合わせてパッケージ化したもの。パートナー企業と連携し、工場、介護、ホテルや農業向けのソリューションを2018年度内で50個まで拡充予定だという。
今回、その第一弾として、屋内測位ソリューション「iField indoor」と介護用離床・転倒検知ソリューション「Palette IoT for care」のふたつのパッケージソリューションを販売する。
「iField indoor」は、マルティスープと連携した製造業・流通業向け屋内測位ソリューションで、60台までのビーコンと3台の「BL-02」を貸与し、クラウドを含む環境設置、測位実証、測位実証レポートを提供する。1カ月以内の導入検証パッケージで初期費用98万円(税別)。
また、「Palette IoT for care」は、Momoと連携した介護用リモート検知ソリューションで、ベッド用センサー2台、ドア開閉センサー1台とゲートウェイの「BL-02」を組み合わせることで、介護施設での要介護者のリモート検知が可能。センサー、受信機、アプリケーション、「BL-02」を含むパッケージで初期費用92,994円(税別)、月額費用1,550円(税別)となっている。
なお、BIGLOBEでは、「BL-02」を活用したソリューションを共同で開発する「BL-02 SIパートナー」への参加企業を募集している。参加企業は「BL-02」の1年間無料貸し出しを受けられるほか、専任スタッフによる開発やマーケティングのサポート、BIGLOBEのWebサイトでの紹介が受けられるという。現時点では、マルティスープ、Momo、KDDIなど13社が参加しているということだ。