HowtoForgeに9月11日(米国時間)に掲載された記事「Linux mktemp Command Tutorial for Beginners (5 Examples)」が、一時ファイルや一時ディレクトリの作成に利用されるmktempコマンドの使い方を伝えた。
mktempはシェルスクリプトなどで使われることの多いコマンドで、作成したファイルやディレクトリのパスが出力されるため、出力を変数に代入するなどして利用されることが多い。
コマンド | 内容 |
---|---|
mktemp | 一時ファイルを作成 |
mktemp -d | 一時ディレクトリを作成 |
mktemp pathXXX | 一時ファイルを作成。XXXはランダムに置き換わり |
mktemp -u | ファイルを作成せずにパスだけ出力 |
mktempコマンドは衝突することのない名前でファイルやディレクトリを作成する。このため、シェルスクリプトで一時ファイルを作成する場合に使われることが多い。なお、引数に指定された名前の最後にXの文字があった場合、Xはランダムな文字に置き換えられてファイルやディレクトリが生成される。