Opensource.comは8月30日(米国時間)、「6 places to host your git repository|Opensource.com」において、Gitリポジトリが利用できるサービスやプロダクトなどの6つの選択肢を紹介した。Gitリポジトリを利用するサービスとしてはGitHubが最有力だが、MicrosoftがGitHubを買収したことを取り上げ、代替候補を考えることの有用性を指摘している。
紹介されているサービスやプロダクトなどの選択肢は次のとおり。
- GitHub - 現在のところ、Gitリポジトリを利用するに際の第一候補
- GitLab - GitHubに替わる候補としては最有力。GitHubが提供している多くの機能を提供している
- Bitbucket - 同じくGitリポジトリが利用できるサービス。すでに長い間サービスが提供されており安定している
- SourceForge - 草創期から存在しているホスティングサービス。Gitにも対応
- 自前で用意 - Gitはオープンソース・ソフトウェアとして提供されており、自前でサーバを運用することが可能。GitLab、Phabricator、Jenkinsなどを利用することでホスティング、パッチ管理、イシュー管理、テストビルドなどが行える
- 上記をすべて組み合わせる - どれか1つのサービスを使わなければならないという理由はなく、組み合わせて利用することができる
ソフトウェア開発において、GitやGitHubは欠かすことのできないものになりつつある。MicrosoftはGitHubの買収に関して好意的な発表を行っているが、今度どうなっていくかは多くの開発者にとって不透明な状況でもある。いくつかの代替候補を知っておくことは、今後に備えるという点で効果的だろう。