NTT東日本は、従業員などに対して標的型攻撃メールを疑似体験させ、情報セキュリティへの意識を高める「標的型攻撃メール訓練」を7月31日より提供すると発表した。

このサービスは、訓練管理者用のポータルサイトから訓練用メールの配信設定を行い、従業員が利用しているパソコン、タブレット、スマートフォンへ訓練用メールを送付するサービス。従業員が訓練用メールに添付してあるファイルを開封するか、もしくは本文中に記載のURLにアクセスすると、画面上に警告メッセージが表示され、従業員が安易に不審なファイルを開封したり、URLにアクセスしないよう、意識づけをさせることができる。

  • サービスイメージ

訓練の実施にあたっては、ポータルサイトの操作方法や訓練の詳細設定を電話にて補助するアシストセンタを設置し、さらにオプションメニューとして、メール訓練実施後の結果をまとめた訓練結果報告書を提供(税別15,000円)する。

アシストセンタでは、訓練管理者用のポータルサイトの操作説明や、メール本文、添付ファイル名などの訓練用メールの詳細設定におけるアドバイスなどを電話にて実施する。アシストセンタで、操作方法や詳細設定に関して補助を行うため、情報セキュリティの専任者がいない中堅中小でも、訓練を実施できるという。

価格は、従業員一人に1メール送信ごとに300円~。