HowtoForgeに6月20日(米国時間)に掲載された記事「Linux netstat Command Tutorial for Beginners (8 Examples)」が、ネットワーク接続情報を表示するnetstatコマンドの使い方を伝えた。
netstatコマンドはmacOSやLinuxなどUNIX系オペレーティングシステムにデフォルトでインストールされていることの多いコマンドで、ネットワーク接続やルーティングなどの情報を得ることができる。
紹介されている主な使い方は次のとおり。
netstatコマンドの基本的な使い方
netstat
ホスト名ではなくIPアドレスを表示する
netstat -n
TCPに関するデータのみを表示(macOS、Linux)
netstat -t
TCPに関するデータのみを表示(macOS、FreeBSD)
netstat -p tcp
UDPに関するデータのみを表示(macOS、Linux)
netstat -u
UDPに関するデータのみを表示(macOS、FreeBSD)
netstat -p udp
ステートがLISTENのものだけを表示(Linux)
netstat -l
接続を行っているプログラムを表示(Linux)
netstat -p
ネットワーク通信の統計データを表示
netstat -s
netstatコマンドは多くのオペレーティングシステムに導入されているベースコマンドになっているが、利用できるオプションがオペレーティングシステムごとに異なっている。使い方はそれぞれのオペレーティングシステムのオンラインマニュアルを参照のこと。