ミライトは、Wi-Fi機器からAPごとに自動的に取得したシステムログをクラウド上に最長3年間保管できる「Wi-Fi ログ保管サービス」を、提供開始すると発表した。
「Wi-Fi ログ保管サービス」は、APから取得されるログを3年間保管することが可能で、ミライトによるWi-Fi設置工事のオプションサービスとして提供する。システムログプロトコル転送機能を備えたAP機器であれば機種にかかわりなく提供できるという。
APごとの利用者の接続や切断情報をはじめ、その中に含まれるMACアドレス等のシステムログをAmazon S3上に自動で保管・蓄積する。
取得したログはすべてテキストデータとして可視化され、AWSのサーバレスアーキテクチャであるAWS Lambdaを利用した本サービス利用者専用のWEB アプリケーション「Wi-Fi Log Viewer」からいつでも閲覧、およびCSVファイルによるダウンロードが可能。
さらにサービスの安心を支える仕組みとして、ログデータの3重化保存、ログデータ伝送部分の暗号化通信等を提供する。また、APからシステムログが24時間記録されていない場合、メールにてサービス利用者へ通知。動作不良のAPを手間をかけずに特定することができる。
提供形態は、契約日から、1年間の契約となり、取得したログは最長3年間保管し、その後古いログから削除される。費用(税別)は、初期費用が10万円、基本料金が月額2万円および AP1台につき月額100円。