Q-Successから、2018年5月のWebサイト向けCMS (Content Management System)シェアが発表された。2018年5月はWordPressがシェアを増やし、Drupalがシェアを減らした。長期にわたり、CMSを使うWebサイトの割合が増えている。

このところ、Drupalは重要度がクリティカルに分類される脆弱性の発見が続いていた。具体的には、遠隔から簡単にサーバの動作している権限で任意のコードの実行を可能にする脆弱性が発見された。今回、Drupalのシェアが減少した背景には、こうした脆弱性の存在が影響した可能性がある。

  • 2018年5月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2018年5月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2018年5月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2018年5月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 48.8% 49.5%
2 WordPress 30.7% 30.4%
3 Joomla 3.1% 3.1%
4 Drupal 2.1% 2.2%
5 Magento 1.1% 1.2%
6 Shopify 1.1% 1.0%
7 Squarespace 1.0% 0.9%
8 Blogger 0.9% 0.9%
9 TYPO3 0.7% 0.7%
10 Bitrix 0.7% 0.7%
11 Wix 0.6% 0.6%
12 PrestaShop 0.6% 0.6%
13 Adobe Dreamweaver 0.4% 0.5%
14 OpenCart 0.4% 0.4%
15 FrontPage 0.3% 0.3%
16 Weebly 0.3% 0.3%
17 Progress Sitefinity 0.3% 0.3%
18 DataLife Engine 0.3% 0.3%
19 DotNetNuke 0.2% 0.2%
20 Adobe Muse