ゲームメーカーのアソビモは4月26日、デジタルコンテンツの保護・二次流通プラットフォーム「ASOBI STORE」を発表し、利用するトークン「ASOBI COIN」を発行するICOプロジェクトのホワイトペーパーを公開した。
「ASOBI STORE」は、ブロックチェーンテクノロジーを活用したデジタルコンテンツの保護・二次流通(中古流通)を実現するプラットフォーム。様々なデジタルコンテンツ(ゲームアイテム、ソフトウェア、電子書籍、音楽、動画、電子チケットなど)を購入し、不要になったデジタルコンテンツを別のユーザーに売却できるという。
昨今、海賊版サイトなどで問題になっている"権利者を無視して複製・配布される問題"を、ブロックチェーンを利用したデジタルコンテンツの所有権を明確にする「分散型セキュリティシステム(DSS)」で解決し、さらに二次流通(中古流通)市場の課題である"パブリッシャーへの収益還元"を実現する。
「ASOBI STORE」でのデジタルコンテンツは、新たに発行するトークン「ASOBI COIN」を用いて取引可能。「ASOBI COIN」の詳細は、公式サイトにて公開したホワイトペーパーで確認できる。
利用シーンとして、同社では「読み終わったデジタルマンガの売却」や「遊び終わったゲームのアイテムの売却」「聞き終わった音楽ファイルの売却」などを想定している。