コンピューターソフト開発専門企業であるインターコムは、対面さながらの営業活動をクラウドを活用して実現するツール「RemoteOperator Sales」を5月下旬から提供開始する。
セールスに携わる営業活動には、対面による製品の説明が不可欠だ。しかし遠方の顧客でなかなか訪問できない、少人数での対応のため十分なデモンストレーションが行えないなど、リソース不足のために時間や空間という根本的な限界が生じるケースもある。ビジネスシーンを中心に展開するコンピューターソフト開発専門企業であるインターコムは、対面さながらの営業活動を在社しながらに実現するクラウド型オンライン商談ツール「RemoteOperator Sales」を5月下旬より提供開始する。
1995年に初代パッケージが発売された「RemoteOperatorシリーズ」にラインナップされる。共有画面での操作支援やサポートの実績を重ねており、既に販売されている「RemoteOperator Enterprise」では、充実したユーザー権限設定や管理機能、通信暗号化やログの一元管理、見せたくない画面の一時停止機能などセキュリティ機能が充実しており、銀行や証券会社、生保/損保など金融機関での採用実績も重ねている。インターネットトレードの操作案内、口座開設における操作案内などで利用されている。
「RemoteOperator Sales」は、この「RemoteOperator」シリーズに属し、オフィスに居ながら対面での説明を行うようなプレゼンやデモの実施をクラウドを通じて行えるように開発されている。接続開始までのフローは、1.担当者のWebサイトにアクセス、2.接続番号を入力、とシンプルなもので営業担当者の顔写真を表示したまま、画面を操作しながらプレゼンやデモとともに商談を進められる。説明した資料は、必要に応じてダウンロードボタンを表示させることでその場での提供も設定できる。グループ管理機能では、スタッフの操作履歴管理や営業グループ内で共有する資料の管理など権限設定が広く設定されている。