HowtoForgeに2018年3月9日(米国時間)に掲載された記事「Linux logname Command Tutorial for Beginners (with Examples)」が、Linuxでユーザーのログイン名を表示するためのコマンド「logname」の使い方を紹介した。類似するコマンドとしてwhoamiコマンドとidコマンドについて触れるとともに、lognameコマンドとの違いも説明している。
紹介されている主な使い方は次のとおり。
lognameコマンドの実行例
# logname
daichi
#
lognameコマンド、whoamiコマンド、idコマンドの実行例
# whoami
daichi
# id -un
daichi
# logname
daichi
#
lognameコマンド、whoamiコマンド、idコマンドの実行例(sudo経由)
# sudo whoami
root
# sudo id -un
root
# sudo logname
daichi
#
上記コマンドをsudo経由で実行した場合、lognameコマンドはログイン名を表示し、whoamiコマンドとidコマンドは成り代わったrootユーザーが表示される。
lognameコマンドやidコマンドはIEEE Std 1003.2 ("POSIX.2")で規定されており、Linuxに限らずmacOSや*BSDでも同じように利用できる。idコマンドは名前のみならユーザーIDなど、ユーザーに関連する他の情報を表示するためにも利用できる。