パイオニアとみちのりホールディングス、茨城交通の3社は、路線バスの自動運転の実現に向けた実証実験を、1月より茨城県常陸太田市内で開始すると発表した。
同実験は、将来的な路線バスの自動運転化に向けて、リアルな運行情報を収集・解析し、スムーズかつ安心・安全な自動運転を実現する技術の研究・開発につなげることを目的としており、実際に利用者のいる路線バスで実施される。
熟練バス運転手が運行する路線バスの走行環境および車内状況を撮影し、その解析と評価を通じて、よりスムーズで安心・安全な自動走行バスを実現するためのデータおよびノウハウを収集・蓄積する。実施期間は半年間程度を予定。不定期に市街地巡回線ルートを走る。
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実証実験での使用車両
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実証実験の走行ルート
複数のバス会社を保有し、路線バスの運行ノウハウを持つみちのりグループと、カーナビゲーションで培った自車位置推定技術や、自動運転に必要とされる走行空間センサー「3D-LiDAR」、自動運転用地図などの開発を進めるパイオニアは、それぞれの知見を持ち寄り、将来の自動運転社会の実現に向けて研究・開発を進めていく。