ユニアデックスは9月25日、IoTのフォグコンピューティング分野での先端技術を持つFogHorn Systems(FogHorn)とシステムインテグレーター契約を締結し、協業を開始すると発表した。
FogHornのFogHorn Lightningは、製造装置や機械設備の近くに設置されるIoTゲートウエイなどのエッジデバイス。効率的なイベント処理を行う独自エンジンと機械学習や高度な分析処理の実行環境をソフトウエアにて実現している。
ユニアデックスでは今回の協業により、製造・流通業、社会インフラ事業などでIoTの導入を検討している顧客に、FogHorn Lightningを使用したフォグコンピューティングのインテグレーションサービスを提供する。また並行して、さまざまな活用シーンにおけるエッジデバイスやIoTゲートウエイでの実装評価を進めると共に、自社施設の実環境への適用や「IoTエコシステムラボ」における共働PoC活動などを通して、活用ノウハウの拡大を進めるという。
さらに、今年度中「IoTビジネスプラットフォーム」にFogHorn Lightningを適用することで、エッジデバイスを活用したデータ処理によるIoT最適化を実現するサービスの提供を予定している。