ベリタスは9月20日、同社が提供するデータ管理のコンセプト「360度データ管理」をMicrosoft Azure上で実現するための製品群の各種新機能を発表した。
今回発表した新機能により、Azure環境の柔軟性と俊敏性を享受しながら、コスト削減、コンプライアンス対策、可視性の向上、ワークロード移行の簡素化が可能となり、データの価値をさらに引き出し、ビジネス上の成果を高めることができるという。
「Veritas Resiliency Platform」では、多層型アプリケーションを数回のクリックで、オンプレミスとAzureの間でフェールオーバー/フェールバックを実行することが可能になる。
「Veritas Access」 では、オンプレミスとAzureのクラウドストレージを組み合わせて、単一のスケールアウトファイルシステムを構築することが可能になる。
「Veritas Information Map connector for Azure」 により、Microsoft Azure Blob StorageやMicrosoft Azure File Storageに保存された構造化されていないデータをリアルタイムに可視化することが可能になる。
統合データ保護ソリューション 「Veritas NetBackup」では、オンプレミスのバックアップデータをAzureプラットフォームに複製、長期保管することが可能になる。今四半期中に提供開始予定の「Veritas NetBackup 8.1」では、強力な重複排除テクノロジーを用いて複製時間を削減し、長期保管を行う場合もクラウドストレージのコストを抑えるという。
「Veritas Backup Exec」により、中小規模企業はAzureと統合して、クラウドへのバックアップ、クラウドからのバックアップ、クラウド内でのバックアップを簡単に実行することが可能になる。
「Veritas CloudPoint」 では、Azureベースのスナップショットを簡単にオーケストレーションして、クラウドへ迅速にリカバリすることが可能になる。
「Veritas CloudMobility」 により、1回クリックするだけで、自社データセンターからAzureを含むあらゆるクラウドへ複雑なワークロードを安全かつ確実に移行することが可能になる。