InstagramのCTO、Mike Krieger氏は9月1日(米国時間)、「A Note on Security from Instagram’s CTO」において、バグを突かれて、Instagramから一部のユーザーのメールアドレスおよび電話番号情報が漏洩したと伝えた。同氏は漏洩したデータによって影響を受けるユーザー低い割合(low percentage)と思われるとが、身に覚えのない電子メールや電話を受けた場合は注意するように呼びかけている。
今回のデータ漏洩に関して、ESETは「Six million Instagram accounts hacked|WeLiveSecurity」において、攻撃社はInstagramのAPIのバグをついて攻撃を実施、当初は有名人を対象とした攻撃と考えられていたが実際には約600万人のユーザーのプライベートデータへのアクセスが行われていたこと、漏洩したと見られるデータには米国ホワイトハウスのソーシャルメディアチームが運用している米国大統領の公式アカウントも含まれていると見られることなどを指摘している。
また、InstagramのCTOであるMike Krieger氏が声明において「影響を受けるアカウントの割合は低い」との推測を示しているが、これに関してハッカー達が反対の意見を掲げていることにも触れている。Instagramのユーザーは身に覚えのない電子メールが送られてきたり、身に覚えのない電話がかかってきたりする可能性があり、注意が必要。