さくらインターネットは、子ども向けのプログラミング道場「CoderDojo」を開催する一般社団法人「CoderDojo Japan」に「さくらのクラウド」を無料提供し、子どもたちのプログラミング教育を支援する。
CoderDojoは2011年にアイルランドで開始、7から17歳の子どもを対象に69ヵ国約1200道場を構える。日本での活動も盛んで2012年から活動がはじまり、全国に100近い道場がある。道場ごとに学べる内容が異なり、プログラマーやプログラミングの知識を持つボランティアが参加して、仲間同士で教え合うなど自主的な取り組みが特徴。
命令や構文などで分かれたブロックを重ねることで、ゲームやアニメーションを自在に創るSCRATCHや、Code.orgが推奨するHour of Codeなど楽しみながら、プログラミングに共通する基本的な構文を学べる初心者言語からHTML/CSS、JavaScript、PHP、Python、RubyなどWeb作成でも使われる言語やRaspberry Piなどシングルボードコンピュータを使ったプログラミングと公式サイトの各道場には学べる言語が掲載されている。
インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネットは20日、CoderDojo Japanに「さくらのクラウド」を無料提供し、日本全国における子どもが主体的に学ぶプログラミング学習環境の提供を通じて、将来のIT人材の創出に貢献していくとしている。