Appleは6月6日、デザインの見直しにより刷新され、アプリケーションやゲームが発見しやすくなった新しいApp Storeを公開した。毎日更新される「Today」のほか、「ゲーム」と「App」というタブが追加された。

2008年のオープン以来、App Storeからダウンロードされたアプリケーションの累計本数は1800億を超えており、毎週5億人以上の利用者がアクセスしているという。

デザインが刷新された「App Store」。Apps、Games、Todayというタブが追加された

「Today」タブでは、App Store独占公開のアプリケーション、新作アプリケーション、不変の人気を誇る定番アプリケーションの最新版などの情報を提供する。

加えて、App Storeで編集を担当するグローバルチームが、アプリケーションやゲームの背景にあるストーリーや、開発者たちの物語など、オリジナルのコンテンツが提供されるという。

「ゲーム」タブでは、お勧めの新作、アップデート、魅力的なビデオ、ゲームに特化したランキングチャート、厳選されたコレクションなどの情報を提供する。

「App」タブでは、写真整理や資金管理、ショッピングやSNSコミュニケーションにいたるまで、私たちが日々利用し、暮らしに欠かせず、時々に楽しむための、あらゆるアプリケーションが集められる。

「ゲーム」タブと同様、お勧めアプリケーションの紹介やビデオに加えて、全24カテゴリーから厳選されたコレクションや、カテゴリーごとのランキングチャートも提供

「ゲーム」タブの画面

「App」タブの画面

また、「アップデート」タブでは、インストールしているお気に入りのアプリケーションやゲームに関する変更点や最新のアップデートをスピーディーに確認可能になったほか、検索機能が強化されて、Today、ゲーム、Appの各タブにある記事やコンテンツも探せるようになった。

刷新されたApp StoreはiOS 11から実装される。iOS 11の正式リリース版は今秋発表予定で、iOS 11のデベロッパ向けプレビューは同日よりiOS Developer Programメンバーに提供され、iOSユーザーを対象とするパブリックベータプログラムは今月下旬より提供予定。