富士ゼロックスは5月17日、企業の働き方改革を支援する同社のコンセプト「Smart Work Gateway」に基づき、freeeと提携し、中小・中堅企業の経理業務プロセスの効率化を支援することを発表した。
具体的には、freeeの「クラウド会計ソフトfreee」と富士ゼロックスの複合機を連携させ、証憑の電子化を効率化する「Cloud Service Hub for freee」と、前処理にあたる証憑の受け渡しを効率化する「経理業務支援ソリューション for freee」を開発し、販売を開始した。
「Cloud Service Hub for freee」は、富士ゼロックスの複合機でスキャンした領収書などのデータを「クラウド会計ソフトfreee」へ一括で格納するクラウドサービス。一括スキャンすることで、読み込んだ領収書データを複合機が自動的に分割したり、正しい向きに回転させたりすることができる。「Cloud Service Hub for freee(10ユーザー)」の価格(税別)は月額700円。
「経理業務支援ソリューション for freee」は、経理処理の前に発生する、上司や経理担当者への紙による承認申請処理などの受け渡し業務を効率化するソリューション。ドキュメントハンドリングソフトウェアDocuWorksを活用した紙文書の電子化により、経理前処理における文書受け渡しを効率化する。
「経理業務支援ソリューション for freee」には「基本モデル」と「複数業務対応モデル」があり、価格(税別)はいずれも「DocuWorks 8 日本語版(トレイ2同梱)/5ライセンス 基本パッケージ」が7万800円、「DocuWorks おまかせパック」が9万8000円となっている。