Phone AppliとtoBeマーケティングは5月15日、企業のマーケティング活動を促進するソリューション「MAPlus 名刺管理」の提供を開始した。
Phone Appliは、Web電話帳アプリケーション「Phone Appli Web電話帳」を中心に、効率的な働き方、コミュニケーションの活性化を実現し、「働き方改革」に貢献するソリューションを提供している。
一方のtoBeマーケティングは、セールスフォース・ドットコムが提供するマーケティングオートメーション「Salesforce Pardot」の導入支援サービスを提供している。
現在、企業ではマーケティングプロセスを自動化するマーケティングオートメーションの導入が進み、特定の企業に絞ってアプローチをかけるABM(アカウント・ベースドマーケティング)への注目が高まっているという。
今回、Phone Appliが提供するクラウドベースの名刺・取引先管理サービス「PhoneAppli」とtoBeマーケティングが提供するABM全体の支援サービス「MAPlus ABM」を連携し、企業がポテンシャルの高い顧客及び企業を特定し、生産性の高いマーケティング活動や営業活動を実行できるよう支援する「MAPlus 名刺管理」を提供すると発表した。
「MAPlus 名刺管理」の利用により、営業担当者が顧客情報の入力に関わる負担を大幅に軽減し、優良な見込み顧客及び企業への営業活動に時間を割り当てることが可能になる。
MAPlus 名刺管理では、日常的な営業活動やイベントで獲得した名刺を、モバイル端末やスキャナーで撮影し、一括で取り込むことで、Salesforceのリード・取引先責任者との連携をワンストップで行う。標準で利用可能なOCR機能を利用し、スキャンした名刺情報を約3分で文字データに変換する。また、オペレーターによる手入力では、最短1時間で名刺の正確なデータ化が可能だ。
Salesforceに登録された顧客データはPardotに自動連携するため、Pardotのメール配信機能や自動でマーケティングシナリオを設計できるEngagement Studio機能と、「MAPlus ABM」の企業名アクセス分析(ABMサポート)機能を組み合わせることにより、イベント後のスムーズなフォローアップを実現し、商談成約率を向上させる環境の創出が可能になるという。
提供価格(税別)は、月額300円/ユーザー。