三菱電機ビジネスシステムは4月4日、2006年より提供を行っている市場仲卸業特化型販売管理システム「フレッシュ市場くんMS」において、利益管理機能の強化及び軽減税率に対応した新バージョンを開発し、提供を開始した。
市場仲卸業は、経営体質の改善、限られた人材の活用などの対策を迫られており、情報処理機能・役割の強化、高度化が求められている。同社ではこのような市場ニーズに応えるべく、「フレッシュ市場くんMS」を刷新。タブレットやオンライン機能を活用し業務負荷を上げることなく経営状況の把握を可能とする新バージョンを開発し、市場仲卸業への業務効率改善ソリューションを提供する。
フレッシュ市場くんMSは、市場仲卸業に特化した販売管理システムであり、業界特有の商品管理、売上・仕入業務の流れにパッケージ標準機能で対応。短期間でのシステム稼働が可能で、最短で1カ月で導入が完了したという実績もある。また、取引先・仕入先との外部システムとのデータ連携機能も備えており、日々の入力業務負荷軽減を支援する。さらに、顧客独自の伝票様式や管理項目の追加など、パッケージ標準にはない要望にも柔軟に対応できる。
提供価格(税別)は、120万円から(クライアントPCが2台までの場合)。動作環境は、クライアントがMicrosoft Windows 10/7、データベースサーバがMicrosoft Windows Server 2012 R2、Microsoft SQL Server 2014。
同社は2018年度末までに国内200社の導入を目指している。