ハンモックは3月1日、取引先帳票対応OCRソフト「AnyForm OCR」の新バージョン「AnyForm OCR Ver.3」の販売を開始すると発表した。

AnyForm OCRは、取引先システムから出力される注文書などの帳票をOCR処理する製品。同製品を利用することで、従来では対応が難しかった、注文量に応じて帳簿の行数が変更されるケース(可変明細)でも、独自の画像認識処理によるOCR処理が可能になる。

従来版では、既存帳票をOCR化設計するために、OCR処理するキー項目の設定、OCR処理する項目の設定の2つのステップが必要だった。新版では、OCRのレイアウトを自動認識するため、OCR項目を指定するだけで、OCR帳票設計が完了できるようになった。

また、稼働環境を刷新。サーバは、Windows 2012 Standard/Datacenter、Windows 2012 R2 Standard/Datacenter、Windows 2016 Standard/Datacenter。

クライアントは、Windows 7 SP1 64bit Professional/Enterprise/Ultimate(64bit)、Windows 8.1 64bit Pro/Enterprise(64bit)、Windows 10 Pro/Enterprise(64bit)。

データベースは、SQL Server 2016 SP1、SQL Server 2014 SP2、SQL Server 2012 SP3に対応した。

提供価格は、1システム530万円(税別)。初年度20システムの販売を見込んでいる。