CDGは1月27日、店頭販促キャンペーンを応募から当落通知までをLINE上で完結できる販促特化型プラットフォーム「SPコネクト」を開発したと発表した。サービス開始は2月1日を予定している。
新サービスは、LINEが提供する「LINE ビジネスコネクト」を利用し、CDGが独自に開発した販促キャンペーンの運用システム。
販促キャンペーンの実施企業は、同システムを利用することで、キャンペーンの運用をLINEに集約が可能なことに加え、LINE公式アカウントに登録した「友だち」に対し、応募締切りや次回のキャンペーンについてなど、キャンペーンの参加状況に応じた個別のメッセージを配信できるという。
また、同サービスと自社の顧客データベースとの連携により、顧客属性を把握でき、効果的なフォローアップやアンケートの実施、商品情報の送信など、長期のカスタマー・リレーションのきっかけとして戦略的な販促キャンペーンの展開が可能。
さらに、キャンペーンに参加する消費者にとっても、従来のような葉書応募やWeb上でのシリアルナンバー入力などの手間を省くことができ、LINEのみで容易に応募できるという利点がある。これにより実施企業はキャンペーン参加率を期待でき、キャンペーンを通じた顧客の新規獲得から囲い込みといった効果が望めるとしている。
販促キャンペーンについては、費用対効果を厳しく評価する傾向が高まっているため、新サービスでは開発したプラットフォームをサービス・パッケージとして提供し、費用対効果の高い店頭販促キャンペーンを短期間・低コストで導入が可能だという。
同社は新サービスを利用しながら、戦略的な販促キャンペーンを導入できるよう、キャンペーンの企画やデータベースとの連携サポート、アド・テクノロジーに基づくキャンペーン告知まで、トータルにサポートする体制も整えているという。