Googleは12月2日(米国時間)、「Have a holly jolly time in Santa’s Village — now open」において、サンタクロースに関するWebサイト「Santa'sa Village」をオープンしたことを伝えた。同サイトでは、これからクリスマスに向かって、さまざまなサービスが公開されることになる。今年もGoogleはサンタクロースのトラッキングに最新の技術を投入するようだ。
このGoogleの取り組みはユーモアのあるものだが、技術面でも見逃せないものになっている。まず、Googleが毎年同じ時期に同じテーマでWebサイトを構築している点に注目したい。つまり、1年ごとにWebブラウザやHTML5、CSS3、JavaScriptの実装具合を見る指標としての役割を果たしているわけだ。
HTML5技術およびこれに関連する技術の普及で、従来はプラグインなどが必要だった処理がデフォルトのWebブラウザのままで実現できるようになってきている。「Santa'sa Village」で提供されているサービスやゲームを使ってみると、よりインタラクティブになっていることがわかる。現在のWebブラウザの実装系で実現できる内容を図る方法として利用できる。