クラスメソッドは11月25日、企業のデジタルマーケティング推進に必要な機能を備えたプラットフォーム「カスタマーストーリーモバイル」を刷新し、オンライン決済プラットフォーム「Stripe」との連携に標準対応した。
カスタマーストーリーモバイルは、あらかじめ用意されたデザインテンプレートから任意の画面を組み合わせてモバイルアプリを自動生成するサービス。今回リリースした新版はアプリだけでなくクラウド側のAPIやデータベースも生成するため、最短15分でオムニチャネル対応のシステムを構築できるという。
また、バックエンド用のAPIが用意されているため、容易に既存システムとの連携が可能。商品データベースやニュース配信など基幹システム側の最新データとの同期が取れる。また、分析用のタグをあらかじめ組み込んでおり、運用開始直後から必要なデータを収集して行動分析やアクセス解析など各ツールでの分析を行える。
生成されるモバイルアプリは多くの種類の端末動作テストをパスしたものを提供している。また、クラウド側には会員数の増加に合わせて柔軟にスケールする仕組みが導入されている。UIデザインは豊富なテンプレートから選択できるほか、独自UIの追加開発もオプションで対応する。
今回連携したStripeは、130カ国以上の通貨や、主要なクレジットカードやデビットカードに対応しており、複数の国や地域での利用が可能。また、高度なアルゴリズムと機械学習によってユーザー企業を不正課金から保護し、不審なトランザクションを監視する不正使用対策ツールも組み込まれている。
価格(税別)は、デザイン適用費用が50万円。なお、クレジットカード決済機能を利用する場合は、別途費用が必要。