日本ヒューレット・パッカード(HPE)は11月24日、XPストレージファミリの第7世代機である「XP7」ストレージにおいて、性能および容量効率を向上させる新機能を発表した。
XP7ストレージアーキテクチャの主な新機能として、性能を60%向上(最大480万IOPS、第二世代コントローラおよび14TB FMDを搭載した「XP7」と現行「XP7」システムとの性能テストによる比較)し、ハードウェアアクセラレーションによるインラインデータ圧縮にも対応する14TBのフラッシュモジュールデバイス(FMD)を追加した。
また、コントローラベースの重複排除およびデータ圧縮機能を追加し、パフォーマンス解析ツール「XP7 Performance Advisor」ソフトウェアの操作性を向上。そのほか、旧XPシステムから、ハイアベイラビリティの状態を維持しつつ、XP7ストレージへのデータ移行をサポートするデータ移行サービスを提供する。なお、「XP7」ストレージの最小構成価格は5697万8000円(税別)~となっている。