凸版印刷は6月14日、企業の健康経営に関する取り組みを円滑に進めるための「健康経営支援ソリューション」を2016年6月中旬から提供開始すると発表した。価格はコミュニケーション支援業務における一般的な場合、100万円(制作ツール種類や数量など規模、条件によって変動)~。
健康経営支援ソリューションは、企業の経営戦略上での健康経営の位置づけを明確化し、各ステークホルダーへの情報発信を含むコミュニケーション支援や健康経営を推進していくさまざまな健康増進、予防・未病プログラムをワンストップで提供する。
同ソリューションの特徴として健康経営を「認知させる」「理解・共感させる」「定着させる」コミュニケーション支援、健康増進、予防・未病プログラム支援の2点が挙げられる。
健康経営を「認知させる」「理解・共感させる」「定着させる」コミュニケーション支援では、健康経営の「理念・ビジョン」を明確化し、理解・共感させていくための社内ポスター、宣言ハンドブック、映像、社内報など従業員向けのさまざまなコミュニケーションツールの施策立案と制作支援を行う。また、社内に対する健康経営の浸透度合の測定や、「健康経営レポート」などの社外に情報発信するための年次報告書発行に向けた施策立案と制作支援も行う。
一方、健康増進、予防・未病プログラム支援では健康増進を目的とし、モチベーションを維持させる健康ポイントプログラムや糖尿病を中心とした疾病の重症化を予防する行動変容プログラム、美術を通じて脳の活性化、心身のリフレッシュを図るアートプログラムを備える。
これまで、同社は地方自治体を中心とした様々なヘルスケアソリューションを展開してきたが、今後は企業に対するヘルスケア関連事業も強化し、2018年までに100億円を目指す方針だ。