チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは5月12日、セキュリティ・アプライアンスの新製品として「Check Point 1400/3000/5000」の各シリーズを発表した。

左から「1400」「3000」「5000」の各シリーズ

新製品はいずれも、脅威対策用に最適化したアプライアンスであり、小規模企業から大規模な導入環境まで多様な規模の組織が、パフォーマンスを損なわずに暗号化データの詳細な検査など高度な脅威対策を実行可能になるとしている。

いずれも、Firewall/IPS/Anti-Bot/AntiVirus/Application Control/URL Filteringに加え、Check Point SandBlast Zero-Day Protectionのサンドボックス技術を完全統合している。すべて脅威対策機能を有効にした状態でも、最適なパフォーマンスを維持しながらSSL暗号化トラフィックの詳細な検査が可能だという。

また、1GbE~40GbEのネットワーク接続オプションやアクセラレーション・カード、幅広いアプライアンス・モデルをラインアップしており、小・中規模企業から大規模企業、キャリア・クラスのユーザーまで、さまざまな規模の導入環境に適合させることを可能としている。

新製品のうち1400シリーズは、小規模環境や支社・支店環境に適しており、容易にセットアップを行えるWebユーザー・インタフェースを備えるほか、大規模な導入の場合においても集中管理を可能とする機能も備えている。

3000/5000シリーズは、いずれも小・中規模企業に適したアプライアンスであり、モジュール型ネットワーク・スキームを備え、暗号化データの詳細な検査など包括的な最新脅威対策の実行が可能としている。

なお、新製品のリリースにより、2016年2月に発表した15000/23000シリーズのアプライアンスを補完するという。