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Googleは12月17日(米国時間)、「Google Online Security Blog: Indexing HTTPS pages by default」において、同一ドメイン内で同一のコンテンツが複数のプロトコルスキーマのもとで提供されている場合、HTTPSで提供されているものをランキングに掲載するようにインデックスを変更したと伝えた。
Googleは自社サービスのHTTPSデフォルト化や、HTTPSで提供されているコンテンツのランキングを上昇させるなど、セキュアな通信をデフォルトにする取り組みを続けている。
HTTPSのコンテンツが優先的に表示される時の条件として次の項目が掲載されている。
- セキュアではない依存を含まない
- robots.txtによってクローリングが禁止されていない
- HTTPのページでリダイレクトする内容になっていない
- HTTPページへの「a rel="canonical"」リンクを含んでいない
- noindex robotsメタタグを含んでいない
- HTTP URLへのオンホストアウトリンクを含んでいない
- サイトマップリストが HTTP URLをリストしていない
- サーバが適切なTLS証明書を持っている
GoogleではHTTPSで提供されているコンテンツをHTTPで提供されているコンテンツと同等にクローリングするようにしたほか、HTTPSに関してはどこからもリンクされていないページに関してもクローリングするようになったと説明している。
また、Googleの検索ページもHTTPSがデフォルトに変更されており、HTTPのURLにアクセスしてもHTTPSへリダイレクトされるようになっている。