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BetaNewsは12月6日(米国時間)、「Windows Server 2016 switches to per-core licensing」において、「Windows Server 2016 and System Center 2016 Standard and Datacenter Editions - Pricing and licensing FAQ December 2015 (PDF)」の資料から、2016年後半でのリリースが予定されている「Windows Server 2016」のライセンスがソケットベースから物理コアベースに変わる可能性があると説明した。これが実現すると、実質的にライセンス価格が上がる可能性があると指摘している。
Microsoftは資料の中で、1ソケット当たり8物理コアまたはそれ以下のコア数に対してはWindows Server 2012 R2の2ソケットライセンスの価格と同等になると説明。Microsoftはライセンス体系を変更する理由について、Azureなどを想定したハイブリッドクラウドをサポートするためだとしている。
具体的には、これまで2ソケットのマシンで1ソケット当たり10物理コアを搭載したプロセッサを使っていたケースと、4ソケットのマシンで1ソケット当たり10物理コアを搭載したプロセッサを使っていたケースで、ライセンスを追加購入する必要があるとしている。ソケット数や物理コア数がこれよりも少ないケースではライセンス価格に変更はないと説明がある。