アプリックスIPホールディングスは11月24日、浄化した水量を積算して、浄水器のフィルター交換が必要になったらスマートフォンに通知するビーコン内蔵流量センサーを開発したと発表した。
同センサーは、日本製の高精度で安全な流量センサー、同社が開発したIoT化モジュール、日本で普及している水配管用ワンタッチジョイントの一体化により、浄水器を利用しているお客様が簡単に浄水器をIoT化することを可能にする。
同社は、これらを日本の浄水器メーカーや住まいの維持管理会社向けに浄水システムのIoT化ソリューションとして提供する。
海外ではすでに浄水器のIoT化が進み始めており、大手携帯電話メーカーなどが交換用のフィルターなどのネット通販のビジネスを拡大するため、IoT化した浄水器の発売を開始しているという。
同ソリューションによって浄水器がIoT化されていくことで、フィルター交換を利用者に依存する売り切りのビジネスではなく、安定した収益を継続的に生み出せる浄水サービスへ発展させるとしている。