Microsoft Corporation |
Microsoftは11月18日(米国時間)、「News and Announcements at Connect(); //2015 - The Visual Studio Blog - Site Home - MSDN Blogs」において、Webアプリケーションやクラウドアプリケーション開発向けエディタの最新ベータ版となる「Visual Studio Code beta」の公開を伝えた。4月28日に公開されたエディタは半年ほど経てベータ版が公開されたことになる。
「Visual Studio Code beta」の主な注目点は次のとおり。
- エクステンション(プラグイン)サポートの追加
- エクステンションマーケットプレースのサービスを開始(サービスの開始時点では50を超えるエクステンションを提供)
- ソースコードをオープンソースソフトウェアとして公開(Microsoft / vscode - GitHub)
- デバッグ機能の強化
- 各種プログラミング言語サポート改善
今回のリリースでは、エクステンション機能の追加とオープンソース・ソフトウェアとしての公開の2つが大きな注目点となる。GitHubで公開されたソースコードはMITライセンスのもとで公開されており、Windowsのほか、Mac OS XおよびLinuxでも利用できる。
Microsoftは2015年に入ってからC#関連技術のオープンソース化を進めており、Windows以外のプラットフォームでこれら技術が利用できるように取り組みを進めている。Microsoftはこうした取り組みを通じ、アプリケーション開発の基盤技術としてC#や関連技術の普及を進めることを狙っていると見られる。