2015年10月の「TOPDB Top Database index」が公開された。TOPDB Top Database indexはGoogle検索エンジンにおいて検索された回数から、対象となるデータベースがどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。Google Trendsのデータをベースに作成されている。
2015年10月におけるインデックスは次のとおり。
| 順位 | 開発環境 | インデックス値 | 推移 |
|---|---|---|---|
| 1 | Oracle | 36.44% | ↓ |
| 2 | MySQL | 22.53% | ↓ |
| 3 | SQLServer | 18.31% | ↓ |
| 4 | PostgreSQL | 3.05% | ↑ |
| 5 | MongoDB | 2.66% | ↑ |
| 6 | SQLite | 2.22% | = |
| 7 | DB2 | 2.16% | ↓ |
| 8 | ApacheHive | 1.29% | ↑ |
| 9 | Redis | 1.21% | ↑ |
| 10 | Splunk | 1.15% | ↑ |
リレーショナルデータベースとしては上位を占めるOracle、MySQL、SQL Serverだが、そのデータベースもポイントが下落する傾向を見せている。ただし、リレーショナルデータベースとしてはPostgre SQLはこの数年増加傾向にある。
全体におけるポイント数では少ないものの、いわゆるNoSQLに分類されるような近年登場したデータベース系のシステムは強い増加傾向を見せており、データの管理にはリレーショナルデータベースを採用するという一元的な取り組みではなく、状況に応じてより適切なデータベースを採用するといった取り組みに変わってきているものと見られる。


