大日本印刷(DNP)は7月22日、プリペイド機能付きポイントカードの導入を安価で短期間に実現する支援サービスの提供を開始した。
同サービスは、カード管理システム「DNPハウスプリペイド決済サービス VALUE TACTiX (バリュータクティクス)」と「DNPポイント会員管理システム POINT TACTiX (ポイントタクティクス)」を連動させ、サービス要件の策定からカード製造、各種管理システムの構築・運用までを総合的に支援するもの。
店内のカードリーダーやPOSレジシステムと1枚のカードがあれば、会員のポイントやプリペイドのバリュー(金額)の加算/減算、残高確認を行うことができるほか、会員のカード利用状況に応じ、お得情報やクーポン等をメールやWebサイトの会員ページへ配信することが可能だ。
一方会員は、会員ページにて、自分のポイントやプリペイド残高の確認やお得情報・クーポンなどの受け取りを行うことができる。
同サービスの価格は、初期費用が500万円(税別)で、月額運用費が50万円(税別)~となる。
同社は今後、スーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンター、アパレル、ショッピングセンター、専門店などの流通小売業や、飲食店、エンターテイメント業界などの幅広い業種・業態に向けてサービスを提供し、2016年度で10億円の売上を目指す。
また、決済連動マーケティングの各種ソリューションとの連携や、最新のBIツールを活用したデータ分析オプションサービスの導入による付加価値の向上を行っていく予定だ。