日本オラクルは6月18日、Platform as a Service（PaaS）「Oracle Cloud Platform」製品群のクラウド型BIサービス「Oracle Business Intelligence Cloud Service」において、機能拡張を行ったと発表した。

「Oracle BI Cloud Service」は、エンドユーザーによるセルフサービス型の操作と簡易な運用、堅牢なセキュリティ環境を実現したクラウド・サービス。

今回、視覚的なユーザー・インタフェースでデータ探索を実現できる機能「Visual Analyzer」が追加された。同機能は、基幹業務システムなどに格納されているデータと個人が管理する表計算ソフトなどのデータを簡単に融合し、多様な視覚表現を用いて分析することが可能。

ユーザーが基本的な属性と数値項目を選択するだけで最適なグラフが自動で表示され、5次元以上の複雑な多次元データもシンプルに表現できるようになる。

また、異種のデータを融合する機能により、業務システム内に格納・管理されたデータと個人が持つデータを組み合わせ、さらに詳細の情報に基づく的確な意思決定を支援する。

価格は、1ユーザー当たり月額利用料金2万7174円（税別。最小10ユーザーから）となっている。