通天閣観光と日立製作所(日立)は6月18日、環境省が実施する「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」の趣旨に賛同し、大阪市の通天閣LED・ネオン広告(通天閣ネオン)の消灯を通じて同キャンペーンに参加することを発表した。

通常時の通天閣ネオン イメージ

環境省は2003年から、地球温暖化の防止のためにライトアップ施設の消灯を呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を実施しており、2015年は6月22日~7月7日までを啓発期間とし、ライトアップ施設や家庭での消灯を呼び掛けている。

通天閣と日立は、市民の環境配慮意識の向上とCO2排出削減に貢献するべく、環境省による呼び掛けが始まった2003年から、通天閣ネオンの消灯を通じ同キャンペーンに参加している。

2015年は6月22日(20:00以降)と7月7日(終日)の2日間、ネオン全面および照明設備の消灯を行う予定。これより、CO2削減量で約135kg-CO2に相当する総電力量約245kWhを削減する見込みだ。

なお、消灯スケジュールは、電力需給の逼迫などの状況に応じて変更する可能性があるとしている。