インターネットイニシアティブ(IIJ)は、ワンタイムパスワードの管理アプリケーション「IIJ SmartKey(アイアイジェイ・スマートキー)」を4月1日より、App StoreおよびGoogle Playにて無償で提供開始した。
同アプリは、スマートフォン向けのワンタイムパスワードを生成する。TOTPと呼ばれる標準規格に対応した各種Webサービスの二要素認証で利用でき、1台の端末で複数のワンタイムパスワードを一元管理する。
同アプリは起動時に、Touch IDまたはパスコードによる認証が要求されるほか、認証の失敗回数によって一定時間入力をブロックする。また、設定情報をQRコードでエクスポートできるため、端末の機種変更時は、旧端末上に表示させたQRコードを新端末で読み取ることにより、設定情報を簡単に引き継ぐことが可能。
3月13日時点で動作が確認されているWebサービスは、IIJセキュアMXサービス(スペアメールオプション)、Amazon Web Services、Dropbox、Evernote、Facebook、Googleアカウント、Google Apps for Work、Microsoftアカウントで、今後、順次追加される。