KDDIは1月16日、au Firefox OSに関する技術情報サイトをオープンした。サイト公開に合わせて、Firefox OSスマートフォン「Fx0」に搭載されているOSのソースコードが公開された。
今回、Mozilla Public Licence 2.0(MPL2.0)、Apache License 2.0、GPL(GNU General Public License)、 その他のライセンスに基づくオープンソースソフトウェアのソースコードが開示されている。
サイト公開の時点では、ソースコードのほか、「Open Web Board(HDMIドングル型のFirefox OS搭載開発ボード)の技術情報」「Webサーバ化ライブラリ:Fx0 httpd.js」「Fx0 3Dデータ」が公開されている。
Open Web Boardは、Firefox OSを搭載したHDMIドングル型開発ボードで、USBホスト機能を搭載し、マウスやキーボード、カメラ、オーディオ、USBシリアル機器などをFirefox OSから利用することを可能にする。Open Web Boardはハッカソンなどのイベントを通して配布しており、一般販売、配布は行われていない。
3Dデータは、3Dプリンタでオリジナルのカバーを作成する際などに利用でき、STL形式とSTEP形式で提供される。
そのほか、WoT(Web of Things)を実現するWebツールとして「Gluin」の公開が準備されている。