L is B(エルイズビー)は12月4日、企業向けメッセンジャーソフト「direct」で、SaaS/PaaSや企業の業務システムとを連携させる新しいインタフェース「daab(direct agent assist bot) SDK」を公開した。
daab SDKは、企業向けメッセンジャーのdirectとSaaS/PaaS・企業の業務システムとを連携させるbot(自動的にコマンドを実行するプログラム)を開発するためのSDKでHubotをベースに拡張した。
これにより、Hubotでは扱えない位置情報やスタンプ、アクションスタンプ、写真、動画共有、添付ファイル、一斉連絡などのdirectの標準機能を使ってbot化できる。
具体的には、企業内のシステムや、既存のSaaS/PaaS(Google Apps、Microsoft Office365、Cybozu kintoneなど)と連携。日報作成、案件管理、商談議事録、スケジュール管理などの業務をメッセンジャーをフロントエンドのユーザーインタフェースとして利用できるようになる。
また、天気、株価、ニュース、路線図、地図、相場など、各社のネットサービスとの連携が可能となる。daab SDKは、専用のWebサイトから利用登録すると、無料で利用できる。