NECは9月24日、ケーブルテレビ事業者が、タブレットを活用したサービスを短期間・容易に提供できる「LaVie Tab ビジネス CATV向けカスタマイズソリューション」の発売を開始した。

同サービスは、Android搭載タブレット「LaVie Tab E ビジネス向けモデル」と、タブレットでライブ放送や録画番組を視聴可能とする再生アプリ「DiXiM CATV Player」のインストール画面へのリンクアイコンやCATV事業者が提供するアプリなどをタブレットへ事前に組み込むサービス、タブレットの技術問い合わせや故障対応などのユーザーサポートサービスをセットで提供するもの。

「LaVie Tab ビジネス CATV向けカスタマイズソリューション」のイメージ

これにより、CATV事業者はユーザーサポート要員の導入教育・増員が不要になるため、ユーザーサポート体制構築の期間や運用コストを削減できるとともに、タブレットサービスを容易に提供可能になる。

同ソリューションは、提供するタブレット端末のサイズが異なる2種類のプランから構成される。

8型ワイドの端末を提供するプランの1台当たりの価格は3万4,300円、10.1型ワイドの端末を提供するプランの1台当たりの価格は4万9,300円で、最小構成台数はいずれも30台(いずれも税別)。

「LaVie Tab E ビジネス向けモデル。左から、8型ワイドモデル、10.1型ワイドモデル

標準で対応する事前に組込むアプリや作成するショートカットの数は5個までで、それ以上は別料金となるほか、別途初期設定費用が必要。