ビデオリサーチは9月19日、テレビ番組に対するTwitter上での反応を測るサービス「Twitter TV エコー」の提供を開始することを発表した。
同サービスは、テレビ番組の評価を表す「Twitter TV 指標」として同社が米Twitterと共同開発したもので、このほどTwitter TV エコーというサービス名で提供を開始する。
Twitter TV エコーでは、ツイートが表示された総量を「インプレッション」と呼び、これが番組に関するツイートの拡散度合いを把握する基本的な指標となっている。
インプレッションは延べ回数のため、少ない人数で大量のツイートがやりとりされている状況と、少数の投稿が多くの人に読まれている状況を区別することができない。そのため、同サービスではツイートが表示された人数で拡散状況を評価できるように、「インプレッションユーザー数」が提供される。
たとえば9月8日~14日のデータを見ると、インプレッションユーザー数が最も多かったのは「ミュージックステーション」となっている。同番組では出演者自らがツイートを投稿するなど、Twitterの積極的な活用が見られたという。
Twitter TV エコーのリリースとあわせて、同社はWebサイトで毎日の「インプレッションユーザー数TOP5番組」の公開を開始している。同サービスの正式契約は9月29日からスタートする。