富士通エフサスは9月17日、今年5月に提供開始したWindows Server 2003移行サービスの1つであるクラウド移行メニューを強化すると発表した。
Windows Server 2003は2015年7月15日(日本時間)に延長サポートが終了する一方、同OSからの移行に際して、「進め方がわからない」「現状の課題の棚卸と将来のビジネス展開を見据えたプランニングができていない」などの理由から、移行が進んでいない企業が多数いる背景から、同社は顧客のビジネスに応じてシステム拡張が可能な「クラウド関連」の移行メニューを強化するとともに、移行先を拡充する。
「クラウド」移行メニューは、「導入・運用サービス」「アプリケーション(SaaS)」「プラットフォーム/インフラ(PaaS/Iaas)」から構成され、9月末に「導入・運用サービス」と「A5 for Microsoft Azure」が提供される予定。
「導入・運用サービス」は、仮想システムの環境設計から動作確認まで、各種クラウドの導入工程を支援する。24時間365日の監視によりシステムの安定稼働を支援するほか、トラブルの一時切り分けから原因調査、復旧支援を実施。
「プラットフォーム/インフラ(PaaS/Iaas)」に属す「A5 for Microsoft Azure(PaaS/IaaS)」は、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」の最新機能に加え、導入・アプリ移行・構築・運用・サポートまでの周辺サービスやAzureアプリケーションの運用・監視機能をカバーするサービス。